こちらの建築事務所は、注文住宅を建築家と建てるメリットを大きく打ち出しています。
先に基となるプランがあるハウスメーカーとは違い、建築家が設計する場合はフルオーダーなのでプラン上の制約は何もないこと、特殊な条件やご要望にも柔軟に対応することなどを挙げています。
その一方で、全て一品生産のため、ハウスメーカーのように先に展示場で出来上がった空間を体験できない、設計時に工事費用が確定しないというデメリットもきちんとあげており、とても好感が持てます。
そして建築家と建てるデメリットの解消は、空間のイメージを図面だけではなく模型やCGを使って、できるだけ分かりやすく伝える、費用に関しては予算と要望をヒアリングしたうえで坪単価を想定して設計を行い、 その後数社の建設会社に見積もりを出して施工業者を選定するという工夫ではかっています。
また設計費についての説明が丁寧で、決め方もリーズナブルであることも、とても好印象です。一般的なイメージとしてありがちな『設計事務所に依頼すると設計料がかかって割高だから』と言う声への詳しく回答してくれます。
従来、設計料というのは、建築の工事費をもとに算出してた建築士事務所の業務報酬という位置づけでした。
そこには、高級な材料を使うほど設計料が上がり、逆に建物をローコスト化すればするほど設計料が下がる仕組みのため、建築家は大胆なローコスト案を提案できないという矛盾がありました。
同事務所では、こうした設計料に関する問題を解決するために、平成21年に国土交通省より出された「工事費ではなく工事面積をもとに設計料を算出する」という告示にいち早く準拠。設計料の適正化に努めています。
もちろんデザインについての評判も高く、1976年生まれの山本氏の感性がいかされた、みずみずしいものばかり。
これまでの作品を見てみるとシンプルで落ち着いた空間提案が持ち味のようです。
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